# 事業概要
# 社会的インパクト目標
当社は「ICTに関する専門知識×アニメ」の組み合わせにより、エンターテイメントを通じて「失敗の伝承」を行なうことにより、ICTの発展に寄与することを目指します。
# ビジョン
ICT分野の失敗の伝承が途切れることなく、リスクに適切に対処できる社会の実現と発展に寄与します。
# パーパス
現役ITエンジニアの一人として、持てる知識や経験を独占することなく広く共有することで、社会に貢献します。
# ミッション
ICTに関する失敗をアニメとしてエンタメ化し、教訓を仮想体験できる形で若手世代に伝承します。
# オープンソース
- オープンソースコミュニティーとの協働にあたり、すべての貢献に対して対価を支払えるような資金力の確保を目指します。
- オープンソース方式により、企業同士のコラボレーションを促進し、専門知識の共有を目的としたアニメーション作品の新たな市場の創出を目指します。
# SGDs
- 4: 質の高い教育をみんなに
- 9: 産業と技術革新の基盤を作ろう
ICT分野の持続的な発展のためには、知識の共有は欠かせません。その中でも失敗の伝承は重要です。
当社の事業は、SDGsにおける「質の高い教育をみんなに」「産業と技術革新の基盤を作ろう」という開発目標にも繋がるものです。「アニメで教育」といえば子ども向けのものを想像されるかもしれません。しかし実際には、アニメは国内外問わず幅広い年齢層に浸透している作品形式です。そのため、大人向けの産業や技術をテーマとした内容にも適しています。再現ドラマのような生々しさを伴わず、失敗を抽象化し、失敗の仮想体験をエンターテイメント化できることがアニメの強みです。
# 現在の事業
# 注力分野
# コンテンツ事業
主に情報セキュリティ、プログラミング、その他IT全般をテーマとしたアニメを中心に、アニメ、マンガ、小説等のコンテンツを制作しております。 主力のコンテンツは架空の鉄道会社「京姫鉄道」を舞台としたもので、当社の社名の由来となっております。
本事業は、オープンソースコミュニティー「オープンプロセスアニメプロジェクトジャパン(OPAP-JP) (opens new window)」と協働しながら、オープンソース方式でコンテンツを制作することにより、以下の点を実現しています。
- DXの実践としてアニメ制作プロセスをインターネット上で完結させている
- 無償・有償問わず参加を受け入れ、ボランタリーを持つ幅広い人々がプロジェクトに参加できる
- 作品や素材をクリエイティブ・コモンズ・ライセンスで公開し、世界中の誰もが作品を自由に利用できる
# 将来の夢
# 鉄道事業
当社の作品には、史実では失敗した鉄道会社――すなわち、立ち消えになったり短期間で廃線になってしまったりした鉄道会社――が多く登場します。「京姫鉄道」(史実での読み方は「けいきてつどう」)はその一つです。「京姫鉄道」は明治時代に計画された鉄道会社ですが、実現には至りませんでした。その予定区間の一部にレールを敷設し、実際に列車を走らせることにより、史実の歴史を伝承する活動を行なうことが夢です。